アクサルタ、メディア向け新製品「クロッマクス™ エナジーセービングシステム」「スタンドックス® エクストリームレボリューション」実演説明会
2018年5月18日-アクサルタコーティングシステムズ合同会社(以下アクサルタ)は栃木県宇都宮トレーニングセンターにてメディア向け新製品「クロッマクス エナジーセービングシステム」「スタンドックス エクストリームレボリューション」の実演説明会を実施しました。
説明会では、、自動車補修用塗料のグローバルと日本のマーケット現況、ならびに今後の市場動向について解説し、それに対する、アクサルタのグローバル戦略、国内戦略を説明した。具体的には現在グローバルでは、世界標準化されたプロセスにより、信頼性の高い約700万色のカラーデータを保持し、そのデータをデジタル化することに成功。世界中で使用されている5万台の測色機アクワイヤー™を通して精度の高いカラーデータの検索を可能としている。製品開発においてはアクサルタの独自特許技術の最新テクノロジーを生かし、速乾性と仕上がり外観の高品質を可能にする新製品の開発思想や、2019年以降の日本市場導入予定の水性クリヤー・プライマー他、今後の製品展開についても紹介した。
実演会では、クロマックスブランドの現行品と新製品の作業性の比較実施。現行品ハイソリッド2Kサフェーサーと新製品PS108X、現行品速乾型2Kクリヤーと新製品CC6700それぞれを実演。サフェーサーでは、8分間IR乾燥させサンディングした際に明らかに現行品は乾燥不足によるペーパーの目詰まりが目立ちました。クリヤーでは、60℃、15分間ブース乾燥と冷却10分後のポリッシュで、現行品と新製品の違いは一目瞭然で、速乾性の点で新製品の優位性を証明。
スタンドックスブランドでは、実車を使用し、パネル温度50℃、10分間のブース乾燥と冷却10分でベースコートボカシからクリヤーまで調合を含め1時間で完了し、これまで類を見ない乾燥の速さと鏡面のような仕上げ品質に参加したメディアの方々からも驚きの声が上がった。
同社のシュミレーションでは、今回発売する新製品は120台/月規模のBPショップにて一台当たりのエネルギーコストを約40%、年間で120万の削減が可能としている。また作業時間の短縮よる処理台数の増加で44%の増収が可能になるとしている。