製品
製品名 | 用途 |
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C-3 / EC-3 (顔料不使用) Voltatex® 1153 |
一般的なモーターや変圧器に用いられる電磁鋼板に主に塗布されます。特殊樹脂によって、すぐれた打ち抜き性が確実に得られ、7ミクロン以下の膜厚で、極めて高い絶縁抵抗が実現されます。 |
C-5 / EC-5 (耐高熱型ワニス) Voltatex® 1120/1250 |
小型・中型モータのための電磁鋼板に主に使用されます。このワニスは、独自の有機/無機ハイブリッドシステムで、応力除去焼きなましに対応しており、TIG溶接性も卓越しています。 |
C-6 / EC-6 C-6 Formaldehyde Free (顔料使用型ワニス) Voltatex® 1151 Voltatex® 1262 |
発電機のような大型回転機械の磁心のための鋼板に主に使用されます。膜厚3~10ミクロンでの塗布に適しており、すぐれたエッジカバー性と高い絶縁性能の点で群を抜いています。また、特殊なフィラーによって良好な耐圧性とスタックの収縮の低減が達成されます。また、アクサルタのVoltatex® 1262は、ホルムアルデヒド完全フリーの絶縁システムで、有機溶剤(VOC)含有量が極めて少ないことが特徴です。 |
Self-bonding Solvent-based Voltatex® 1175 Self-bonding Water-based (水溶性自己融着型ワニス) Voltatex® 1175W |
機械的な結合やはんだによる結合ではなく、特殊な技術により圧力と温度だけで積層板を結合することを可能にします。この特殊結合技術は、2段階からなっており、第1段階では、電磁鋼板にVoltatex® 1175Wを塗布し、トンネル炉で乾燥させた際に硬化反応性を維持します(未硬化状態)。そして、第2段階では、打ち抜きをした部品を結合するために加圧と加熱を行います。この際に自己融着型ワニスを完全に硬化させ、表面全体が弾性の高い結合を持ちます。これにより、ノイズが低減されることが、自己融着型電磁鋼板用ワニス技術の特徴です。また、特殊な触媒を使用することで、積層板の端部でのワニスのはみだしが緩和されます。 |